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全般性不安障害(GAD)

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  • ― とにかくいつも不安でいっぱい…それは「心のクセ」がつらくなっているサインかもしれません ―

    こんな「不安」、ずっと続いていませんか?

    ・「もし○○だったらどうしよう…」と、心配が止まらない
    ・まだ起きていないことを延々と考えてしまう
    ・家族や自分の健康、将来、お金、仕事のことが頭から離れない
    ・不安な気持ちで胸が苦しくなる、眠れなくなる
    ・体の不調(動悸、吐き気、だるさ)がずっと続いている
    ・「そんなに心配しなくても大丈夫だよ」と言われても、不安のスイッチが勝手に入ってしまう――

    それが「全般性不安障害(GAD)」の特徴です。

    全般性不安障害ってどんな病気?

    全般性不安障害は、日常のささいなことに対しても過剰に心配してしまい、その状態が半年以上続くこころの病気です。
    心配ごとが次々と頭に浮かび、それをコントロールするのが難しく、心も体も疲れ切ってしまうことがあります。
    【よくある症状】
    ・「~かもしれない」が止まらず、常に緊張状態
    ・胃痛や下痢、肩こり、頭痛などの身体の不調
    ・集中力が続かない、イライラする
    ・夜、心配ごとが浮かんできて眠れない
    ・「安心」する時間がほとんどない

    なぜ起こるの?

    全般性不安障害の原因は人によってさまざまですが、以下のような要因が関係しています。
    まじめで責任感が強い性格傾向
    不安を感じやすい体質
    子どもの頃からの育ちや環境
    ・ストレスや過労などによる脳のバランスの乱れ(セロトニンやノルアドレナリン)
    「自分の努力で何とかしよう」とがんばるほど、不安が増えてしまうこともあるため、「性格のせい」ではなく、「こころの病気」として適切に向き合うことが大切です。

    どうすればよくなるの?

    全般性不安障害は、治療とサポートによって少しずつラクになる病気です。
    薬物療法:抗不安薬や抗うつ薬(SSRI)などが不安の強さをやわらげてくれます
    認知行動療法(CBT):心配ぐせを見直し、不安とのつき合い方を学びます
    呼吸法・リラクゼーション:からだの緊張をゆるめることで、こころにも余裕が生まれます
    「不安になっても大丈夫」と思えるようになるために、無理のないステップが大切です。

    当院での取り組み

    当院では、「とにかくいつも不安で落ち着かない」「頭の中が心配ごとでいっぱい」という方に対し、安心して話せる環境づくりと、多角的なサポートを行っています。
    ・不安の背景を丁寧にうかがい、症状や生活に合わせた治療プランをご提案します
    ・必要に応じて、お薬、カウンセリング、漢方や栄養面からのアプローチも組み合わせます
    ・「頑張らなくてもいい」「完璧じゃなくていい」という考え方を一緒に育てていく関わりを大切にしています
    呼吸法や自律神経のセルフケアなども、わかりやすくご案内いたします
    「こんな不安ぐらいで相談してもいいのかな…」というときこそ、ご相談ください。
    不安を一緒にほどいていくお手伝いをいたします。

    ご希望があれば、パンフレット形式への整形やWord/PDF出力、Web掲載用の整形なども承ります。
    他の症状についても引き続き同じテイストで作成可能ですので、どうぞご遠慮なくお申しつけください。

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