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Nutritional Therapy
・花粉症・偏頭痛・肩こり、腰痛・便秘、下痢 ・風邪をひきやすい、風邪が長引く・冷え性・疲れが取れない ・肌の調子が悪い・不妊・寝つきが悪い・情緒不安定になりやすい ・生活習慣病(糖尿病、脂質異常症、高血圧) そんな身体のお悩みに対して、自然治癒の力を用いたアプローチできるのが「栄養療法」です。
メンタルの不調なのに、なぜ「栄養」なのか?意外に思われる方も多いかもしれません。実は、栄養バランスとメンタルバランスは、身体の深いところで繋がっているのです。
栄養療法(食事療法や、オーソモレキュラー療法とも呼ばれます)は、体と脳の機能を最適化するために、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、脂肪酸などの栄養素を用いた治療法です。精神科では、薬物療法やカウンセリングに加えて、栄養の見直しが重要とされる場面が増えています。
Case Study
うつ病のある40代女性。SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)で治療をしていたが改善が乏しく、ビタミンB6・B12、葉酸の不足が判明しました。これらを補充することで、脳内のセロトニンやドーパミンの合成が促進され、抑うつ症状が軽減が見られました。B群は神経伝達物質の代謝に不可欠な栄養素です。
30代男性。不安発作や慢性的なイライラを訴えて受診されました。血液検査で鉄と亜鉛の不足が判明しました。これらを補充した結果、不安感の軽減と集中力の改善がみられました。鉄はドーパミン、亜鉛はGABAの働きに関与しており、両者とも感情の安定に寄与します。
統合失調症の患者で、高糖質な食事と栄養失調(特にタンパク質不足)が続いていた例です。食生活の改善とサプリメントの導入で日内変動の軽減、幻聴の頻度減少が見られました。血糖値の急上昇・下降は精神的な不安定さを引き起こす可能性あります。
・薬に頼りすぎない補完療法として活用できる。 ・副作用が少ない(ただし適切な指導が必要)。 ・根本的な体質改善につながる可能性。 ・こころとからだに向き合いながら、自己理解が深まる。
栄養状態が改善されれば、お薬を減らすことができ、最終的にはお薬を飲まずに、身体の調子を整えることも可能となります。お薬を服用するだけではなく、根本から身体やメンタルの調子を整えたい方におすすめです。